インプラントブログ

神田ふくしま歯科のインプラントブログ

インプラントにしない歯科治療 骨の再生治療で歯を抜かない

歯周病で歯の周囲の骨が無くなってしまった場合、歯を抜くようにすすめられる事が多いと思います.ただ、最近の傾向として、インプラント治療が安定的になっていらい、残せる可能性のある歯も抜いてインプラントを進める歯医者が多くなっています.

例えば写真の方のように歯の周囲の骨が窪みのように無くなってしまっていて歯も揺れてしまっている場合、治せないから抜いてインプラントを勧められる事があります。このケースでは歯を抜かずに骨を再生して残します.インプラントは人工物なので使用しない方が基本的には良いのではないかと考えています.

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入れ歯を安定させて、入れ歯を小さくても使いやすくするためのインプラント

60歳以上の方にお勧めのインプラント インプラントオーバーデンチャー

歯の抜けた本数の多い方のインプラント治療は、どうしても高額になってしまったり、お掃除が大変になってしまったりしてだめになってしまったり、何かと大変です。

 

また、高齢の方は、お手入れがしやすいインプラントにすることも重要になります。

特にこれから10年20年とインプラントで生活していくとなると、インプラントの周りのお掃除をご自身でするのがどんどん難しくなっていく60歳以上の方には、他人の手でメンテナンスをすることも考えていかなくてはいけません。インプラントを沢山入れて何本かに炎症を起こしてしまったら、外したり、被せ物を切り取ったり、また何本もインプラントを打ち直したりしなくてはいけません。

そこで、お勧めなのが、インプラントオーバーデンチャーという方法です。インプラントは総入れ歯の方で、2~4本入れればよく、お掃除も入れ歯を外してインプラントの上の部分だけ磨けばいいので、たとえ寝たきりになってもお掃除を簡単にしてもらうことがでできます。

お値段も、インプラントのブリッジといって固定式で取り外せないものの半額以下になります。

インプラントをする前に一度ご検討されてはいかがでしょうか?

 


インプラント

 
舌の前歯のみにインプラント

90歳の方です。あごの骨の吸収が大きく入れ歯では大好きなお肉を食べれなくなっていました。前歯にインプラントを入れることで、大概のものは食べれます。

また、お掃除も簡単です。

3か月に一回のメンテナンスにお越しいただいています。

クリップで止めるだけで、しっかりとくっついています。

もちろん外れません。動かず、しっかりと噛めて喜ばれています。お値段、入れ歯代も含めて50万円でした。

 

インプラントの入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)の長所まとめ

  • 歯が1本も無い場合上下それぞれ2~4本のインプラントで済む
  • インプラントの本数が少なくて済み安くなります。そのうえ、被せる歯の治療費もブリッジよりも入れ歯の方が安くすみます。
  • 取り外して洗えるためお手入れが簡単。ブリッジタイプでは歯間ブラシや糸ようじなど様々な器具を使用して磨いても磨き残しが出てしまうためこまめに歯医者でお掃除が必要です。
 

上の入れ歯がすっきりとします。

 
馬蹄形の総入れ歯 
上の入れ歯もすっきり

通常、総入れ歯の方は、内側の歯茎を全部覆ってしまいます。

そのため、熱を感じなくなり食事の味が悪く感じたり、発音しにくくなったり、当たっていたかったりします。

インプラントの入れ歯では、しっかりと噛めるうえ、食事の違和感、発音、痛みが、なくなります。

インプラントのバーでがっちりととまります。

 

クリップで止めるだけなので簡単に入れることができます。

また、クリップが緩んできても簡単に入れ替えることができます。

 

ご自身の歯も残して入れ歯の支えになりました。

 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F

0120−25−1839

03−3251−3921

警告です。歯周病の方はインプラントを打たないでください。

歯周病で歯が抜けた。

 

それはショックだと思います.そんな時にインプラントを入れれば天然の歯のように噛めますと言われてインプラントにしようと決める方が非常に多いように思います.

 

歯周病で歯が抜けた原因をお忘れでしょうか?

 

インプラントを打つなら、しっかりと歯周病の治療を行う必要があります。また、歯周病になりやすい方はインプラントでも炎症を起こしやすいという事を自覚された方が良いと思います.

 

インプラントを入れた後はしっかりとお手入れをするという事が前提になります.

 
また、歯周病の炎症が残っている状態でインプラントを行うことでインプラントが炎症してしまう可能性が何倍にも高まってしまうこともわかっています。歯周病の方はまずは歯周病の炎症を取り除いてからインプラントを行うことをお勧めします。
 
歯周病の治療は、お薬や1日で終わるを言われている治療法ではほぼ確実に歯周病が再発しますので、歯周病治療を安易に考えずに、しっかりと歯周ポケットを除去して歯周病菌が増殖する環境をなくすようにして、インプラント治療の予後をよくすることをお勧めします。

上あごの骨が無い場合の増骨法 ソケットリフト法の紹介

ソケットリフトという言葉をご存知ですか?

 

上の奥歯を抜いて長期間放置してしまったり、歯周病が重度になってから歯を抜いた場合、歯を支えているあごの骨が吸収してしまい、上あごの骨の厚みがなくなります。

 

上あごの奥歯の骨は、すぐ上が上顎洞という副鼻腔のため、あごの骨の厚みがなくなってしまうとインプラントを入れるための骨の厚みが足りなくなります。

 

そのため、上顎洞という空洞に骨を作る処置を行い十分な厚みを作ってからインプラントを入れます。

 

この方法をソケットリフトと呼んでいます。

 

ソケットリフト

 

ソケットリフトを行うことで上の奥歯に骨がなくていんプラントができないと言われた方もインプラントを入れることができるようになります。

 

ソケットリフトは治療期間が通常より少し期間がかかります。4~6か月ほどかかります。

 

 

 

 

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インプラントをされた方へ。 インプラント部分の歯ブラシが痛くはないですか?

インプラント治療をする場合、歯を失うと同時に歯茎も失われています。

不動粘膜と言って、歯茎の硬い部分があります。上の歯の内側にある歯茎がそうですが、厚くて痛みを感じにくい部分です。不動粘膜がインプラントの周りに無いと歯ブラシでインプラントを磨こうとすると痛みが出てしまいます。

 

不動粘膜は角化歯肉とも言われていて、コラーゲン繊維の多い皮膚なので、炎症を起こしにくく、歯ブラシをしても痛く感じない皮膚になります。

 

最近、インプラントの2回法という方法で治療をされている方の中に、2回も手術をしたくないと言って歯茎をメスで切らない方法がとられることが多いのですが、この方法だと、不動粘膜がなくなってしまうことも多く、歯ブラシが痛くて不快な思いをすることが多いようです。また、出血をしてしまうこともあります。

不動粘膜がない場合は、歯茎の移植をしてインプラントの周囲に不動粘膜を作ることもできます。

インプラントの詳しいページをご覧ください。

 

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インプラントの安全性を気にされている方へ インプラントは世界で毎年数十万本使用されていますが、心配ですか?

インプラント治療の安全性はこの10年で確認されたと言ってよいと思います。40年の歴史があり、日本以外の国ではあまり入れ歯を入れずにインプラントが第一選択になります。日本の保険事情のために、日本では入れ歯が多いのです。

最近、インプラントの安全性に疑問を感じる方も多いのは報道の影響なのかもしれません。通常のインプラントの治療を行えば安心な治療なので、今後も世界的にインプラントの流れは拡大していくと思います。

 ただ、残せる歯を抜いてインプラントを入れる流れになってしまっている現状は良くないと思っています。なるべくご自身の歯を残す治療を行うことがオススメです。

www.tokyo-implant-sika.com

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